- ガーナより愛をこめて-
伝統と近代化の流れにあえぐガーナより
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ガーナより愛をこめて

世界中をチョコレートでいっぱいにした国



 ガーナは、チョコレートの原料である優良なカカオを進展的に生産することで世界中にチョコレートが普及し、そしてバレンタインデーなどには世界中でだれもがチョコレートをプレゼントし、愛する気持ちを伝える世界的な風習を作り上げた。




ヨーロッパ人がアフリカを見出したときガーナには金によって豊かに潤った王国があった。そこには中東からアラブ人たちがサハラ砂漠を超えてこの金を目当てにさまざまな商品を抱えてやってきていた。





ガーナ人は勤勉な農耕民族である。王族には金鉱やそれを財源として築いた多くの産業があったが、一般庶民は、自給自足の農業で安定した生活を維持できる国民であった。しかし、庶民の中から換金作物になるものを見つけた者がいた。それはある若者がある島に旅行し、持ち帰ったカカオという実のなる木であった。ガーナ人はこれを栽培し、ヨーロッパ人に売ることに成功した。そしてこの国の経済を支える作物が誕生したのである。



 伝統に誇りをもつガーナ人




 この世の中はいったいなんと不公平なことだらけ、不理仁なことばかりなのだろうか。働いても働いても満足に腹を満たされない人間たちがいるかと思えば、なにもしなくても金や石油などが見つかったために、ほしいものは何でも手に入るという環境に生まれ育つ人間もいる。

 中世期、ヨーロッパ人がアフリカを探検して西アフリカに金を豊富にもつ国を見つけた。しかし、そこの王はその豊かな金をもとに北のアラブ人や東洋の中国人などからあらゆる富と文明の利器を集め、豊かで強固な王国を築いていた。